前回は、自分はこのままでいいのか、変える必要はないのか、を解決できる本でした。(いいんです!今の自分のまま)今回も、それでいい、シリーズです。
相手の話を聞いているとき、いろんな事が浮かびますよね?どう言ってあげれば・・・とか。
私の場合
人と話をする機会の多い私は、相談を受けることも多く、毎回『どうアドバイスしてあげればいいのか・・・』『どう慰めてあげれば・・・』等、いつも頭の中で雑音を浮かべながら聞いていました。
それって、すっごく疲れるんですよね、自分の頭の中の雑音に。
いつもどうすれば疲れなくて済むかな、どうすればもっと楽しく話を聞けるかな、と悩んでいました。だって疲れるから・・・
良い本をみつけました!今回も、水島広子先生と細川貂々先生の本になります。水島先生は皆さんもご存じの通り、精神科医で衆院議員もなされ、対人関係療法の日本での第一人者でもあります。細川先生は、漫画家でイラストレーターでもあります。ツレがうつ病になりましては大ヒット作ですよね。
本の紹介
●やっぱりそれでいい 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法:2022年6月20日発行
株式会社創元社
今回も貂々さんが水島先生に、人と関わることについて相談しています。
貂々さんも私と同じで、人の話を聞くと一緒に落ち込んでしまったり、疲れ果ててしまったり・・・
それは話を聞くときの自分の姿勢を変えるだけで疲れないで聴けるようになるそうなんです!
この本では、水島先生は対人関係療法専門にしている中、AH(アティテューディナル・ヒーリング)をボランティア活動、趣味として取り組んでいるそうです。AHとは簡単に言えば、自分の心の平和のために相手の話を聴くこと、話す立場の場合は、相手からどう思われるかを気にせずに自分の話をできる状態のことを言うそうです。
水島先生は、人の話を『聴く』とおっしゃっており、聴くは無条件の肯定的関心を持っていること、聞くは、相手の話す音声のことをいいます。
人の話を聴くのは、相手に対して、何の評価もしないから何でも話して、という姿勢なので相手も話しやすいのです。AHの聴き方をしていると自分の癒しにつながる、自分の心もポカポカして、相手もポカポカになるのです。
私は人の話を聞くときに雑音が邪魔をすると言いましたが、この雑音を無くすトレーニングがありました!
人はどうしてもデータベース、いわゆる、こうだったからこうなるだろうという、雑音が浮かびます。その雑音と相手の話を聞くのはとても疲れることです。そのために『雑音は脇に置く』練習をします。思い浮かべたらそれを脇に置く、そしてまた浮かんだら置く、その繰り返しで雑音は無くなっていき、聴くことができるのだそうです。
脇に置いても置いても次々に浮かんでしまいますが、都度置くように皆さんも頑張ってみてください、きっとAHで聴けると思いますよ!
今回も水島先生の華麗な解説と、貂々先生のかわいいイラスト(今回もネガティブクイーンが出てきます(笑))でアッという間に読み終わってしまいました・・・でもいいんです!次は違う、それでいいシリーズを読みますから!
※細川先生、水島先生、本の内容を一部引用させていただきました。
今回は、話を聞く際の雑音を脇に置いて、聴くことができる方法でした。
次回も、それでいいシリーズの予定です。
本の購入について
私は本を購入する際は、本屋さんのずらっと並んだ中から選ぶのも好きですが、最近はAmazonさんのネット通販を利用しています。
本の紹介文に差し掛かったら、好きなものであればポチッと購入できますからねー!とても便利です。
こちらからどうぞ→やっぱりそれでいい 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法
みなさんは、どんな状況で本を読みますか?
みなさんは、どんな状況で本を読みますか?
通勤途中の電車の中、自宅での自分の部屋、リビングなど・・・
私は自宅の座敷で読むことが多いのですが、姿勢や読み方、環境って大事ですよね。
そんな中大事にしている一つが『座椅子』です。
覗いてみてください→座椅子
※HPの画像は全てフリー素材を利用させていただいております。
コメントを残す